(幹事社)
他に質問があればお願いします。
NHKさん、お願いします。
(記者)
NHKです。お願いします。2点ありまして、まず先ほどの読売さんの関連で、野球場の協議会の関係なんですけれども、今、知事難しい課題があるというお話ありましたけれども、何が一番課題と捉えてらっしゃって、ハードルとして高いと感じてらっしゃるものを教えてください。
(知事)
はい。まずは、今、基本的な3案がありましてそれを中心にですね、これから規模を、中身含めて決めていかなければいけないしそこにはですね、やっぱりあの費用負担の問題ってのは非常に大きいと思うんですね。
今、非常に建設費も高騰している状況でございますし、財政状況も厳しい中にあってですね、これをどういうふうにクリアしていくのかというところがですね、一番の争点になってくるんではないかなというふうに思います。
(記者)
知事選も含めてですけれども、これまで多目的ドーム型について、知事もかなり意欲的に御発言されていらっしゃいましたけれども、今も、そのドーム型を整備したいという御意思は変わらないという理解でよろしいでしょうか。
(知事)
ドームにすればですね、かなりいろいろ、使い方が非常に広がるということも理解はできますけれども、一方でですね、相当に、これ費用がかさむということで、おそらくこれから再算定すればですね、370億という想定以上の、また費用がかさむ可能性もありますし、その辺をどうクリアするかということがですね、これは最大の課題だというふうに思います。
(記者)
ありがとうございます。
あと話変わってなんですけれども、知事が策定を表明されている中期財政計画についてなんですけれども、現在の庁内での検討状況と、あと、いつごろ公表するかっていうところ、もし教えていただければお願いします。
(知事)
今、中身、時期も含めてですね、検討しておりますので、それ固まり次第、皆様にもしっかりと御説明していきたいというふうに思います。
(記者)
そう遠くはないというお話を先日してらっしゃったと思うんですけれども、今年度中には出していただけるという形なんでしょうか。
(知事)
もう今年度中というか、時期的にはスピード感持ってやっていきたいと思いますので、はい。それも含めて皆様にしっかり報告をさせていただきます。
(記者)
ありがとうございました。
(幹事社)
他に質問があればお願いします。日経新聞さんお願いします。
(記者)
日経新聞と申します。よろしくお願いいたします。野球場関連で質問させてください。1つ目が今の費用負担の話と再算定の話なんですが、今回370億円の費用想定というのが、22年の想定なので、3年経ってその間の物価高騰とかを踏まえると、確実に上がってるだろうということで、これ再選定の時期とかあるいはやり方っていうのは、知事としてどうどのくらいにやっていきたいってのはあるんですか。
(知事)
これは、これから協議会の中で決めていくことでありますので、今ここで私が申し上げることはございません。
(記者)
ありがとうございます。あともう1点がメイン球場以外の周辺の整備計画ですね。メイン球場以外にもアウトドア施設であったりですとか、合宿所、宿泊施設等を総合的に整備する計画かと思うんですけれども、この辺のメイン球場以外の費用負担に関しては、知事としてお考えがあれば伺ってもよろしいですか。
(知事)
ですから、そのことも含めて関係者同士、私が勝手に決めることはできませんので、浜松市さん含めて関係者の中で、しっかりそこは議論していただきたいと思います。
(記者)
ありがとうございます。あとすいません民間のノウハウを使うと、PFIが適当なんではないかというような、基本計画にはあったんですけれども、一方で県の他の箱物の整備計画、例えば県立中央図書館の件とかを見ていると、仮に計画が決まった場合でも、実際に作る人がいるのかというような問題も、場合によって起きるかなと思うんですが、この民間というのはどのような民間を呼び込むのか。例えばゼネコンであったりですとか、イベント会社であったりですとか、その辺は特に限定せずに、県として、あるいは協議会として声をかけていくというふうに。
(知事)
その辺で、関心を持つ、民間の企業さんもいらっしゃいますので、そこは、まずはですね、幅広く情報収集をしたりすることが必要になってくるかなというふうに思います。
(記者)
ありがとうございます。あとすいません、先ほどお話があった、中期の財政計画に関してなんですけれども、先日、日銀が金融政策決定会合で追加利上げをして、政策金利の誘導目標が0.5%になったかと思うんですが、約、政策金利が2倍になったということで、現状厳しい県の財政状況にあって、県債負担の、県債の金利負担が、またさらに一層高まるかと思うんですけれども、県の中期財政計画において、こういった今後の金利上昇とか、あるいは、要は長期金利ですね、10年債利回りの高騰とかこういうのも踏まえて考えていかれる。
(知事)
当然、金利の動向も踏まえてですね、そこも踏まえて、やはり計画は、作っていかなければいけないというふうには思っております。
(記者)
ちなみに、金利が高くなるってのは、もう県として何て言うんすかね、何かできることは少ないように思うんですけれども、金利上昇に向けた財政計画で、何か浜松市長時代の経験を生かしてお考えがあれば。財政スリム化に向けてお考えがあれば伺ってもいいですか。
(知事)
特に何か魔法のような手段はありませんので、やはり増えていく費用負担に対しては、しっかりそれに対してですね、備えをしていくということでありますので、例えば金利上昇に向けて基金を少し上乗せするとかですね、いろんなやり方あると思いますけれども、いずれにしろ足し算と引き算しかありませんので、はい。そうしたコストが増えていくことに対して、備えをしていくということに尽きると思います。 |